府中市内にあるパブリックアートをご紹介するシリーズも、今回で8回目となりました。
今回ご紹介する作品は、白糸台にある「りか」です。
作品が設置されているのは、西武多摩川線・多磨霊園駅の北側にある歩道です。駅の近くにあるため、電車を利用する方や近所を歩く方を、毎日静かに見守っているようにも感じられます。
「りか」は、彫刻家・岩野勇三(いわの ゆうぞう)さんによるブロンズ作品です。作品そのものは1984年に制作され、府中市には1995年に設置されたそうです。
すっと背筋を伸ばし、上を向くような女性の姿が表現されています。
美術に詳しくない私が見ても、若々しく健康的で、どこか爽やかな印象を受けました。これから何か新しいことを始めようとしているようにも、気持ちよく深呼吸をしているようにも見えます。
人の体の動きや姿が細かく表現されていて、見る方向によって、立ち姿や表情の印象が少しずつ変わるのも面白いところです。府中市美術館では、作者が写実的な彫刻を追求し続けたことや、人体を細やかに観察した成熟した技を見ることができる作品として紹介しています。

駅の近くや普段歩いている道路にも、こうした作品が何気なく置かれています。
多磨霊園駅周辺を訪れた際には、ぜひ「りか」を探してみてはいかがでしょうか。
作品情報
作品名:りか
作者:岩野勇三(いわの ゆうぞう)
材質:ブロンズ
作品制作年:1984年
設置年:1995年
設置場所:府中市白糸台1丁目64番地・多磨霊園駅北歩道
パブリックアートをご覧になった後は、ぜひホテルコンチネンタル府中へお越しください。
お食事やご休憩など、府中散策のひとときをゆっくりとお過ごしいただければと思います。
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