まだまだ暑さが残る9月ですが、朝晩は少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。
府中の秋のお祭りといえば、大國魂神社の「くり祭」です。
今年も9月27日・28日の2日間に開催されます。
27日が宵祭り、28日が本祭りです。
「くり祭」ってどんなお祭り?
正式には「秋季祭くり祭」といい、その歴史は江戸時代までさかのぼります。
大國魂神社によると、元文2年(1737年)9月28日の「武蔵総社六所宮太々神楽」の創立が起源とされています。
では、なぜ「くり祭」と呼ばれているのでしょうか。
昔の武蔵野は栗の生育に適していて、良質な栗が採れたそうです。その栗を徳川家へ献納するようになり、栗の収穫時期と秋季祭の時期が重なったことから、いつしか「くり祭」と呼ばれるようになったといわれています。

名前を聞くだけでも、なんとなく秋らしいですよね。
約260本の行灯が並ぶ幻想的な境内
私が今回特に楽しみにしているのが、境内に並ぶ奉納行灯(あんどん)です。
9月27日・28日には境内に約260本もの行灯が掲出されます。
夕方になり、辺りが少しずつ暗くなってくると行灯の明かりが浮かび上がり、昼間とはまったく違った大國魂神社の姿を見ることができます。
現在の奉納行灯には、府中市芸術文化協会の皆さんによる作品が描かれているそうです。
一つひとつ眺めながら境内を歩いてみるのも、「くり祭」の楽しみ方の一つですね。
大國魂神社というと、5月の「くらやみ祭」や7月の「すもも祭」が有名ですが、この「くり祭」も府中の秋を感じられる素敵なお祭りです。

大勢で盛り上がるお祭りとはまた少し違い、行灯の明かりに照らされた境内をゆっくり歩けるのも魅力だと思います。
昼間に参拝する大國魂神社とは違った、幻想的な雰囲気を楽しめそうです。
私も今年は、少し暗くなって行灯に明かりが灯る頃を狙って訪れてみようと思っています。
そして実際に行ってきましたら、こちらのブログで「くり祭に行ってきました編」として、その様子をご紹介したいと思います。
秋の府中散策に、大國魂神社の「くり祭」を加えてみてはいかがでしょうか。
大國魂神社「秋季祭くり祭」
開催日:9月27日・28日
・9月27日 宵祭り
・9月28日 本祭り
・両日 奉納行灯掲出
※荒天の場合は延期となる場合があります。
場所:大國魂神社
東京都府中市宮町3-1
京王線「府中駅」南口から徒歩約5分
JR南武線・武蔵野線「府中本町駅」から徒歩約5分です。
こちらのブログは、府中の魅力や観光スポットを、ホテルスタッフ目線でゆるやかにご紹介します。お出かけの参考になれば幸いです。