府中市内にあるパブリックアートを紹介するシリーズ。
今回は、寿町にある「繭のかけ橋」をご紹介します。
作品が設置されているのは、府中市寿町3丁目の「まゆのかけ橋広場公園」です。ビルが立ち並ぶインテリジェントパークと、昔からの府中の町並みとの間にあります。
こちらの作品は、中島幹夫さんによって制作され、1994年に設置されました。使われているのは「徳山御影石」という石だそうです。
作品を眺めてみると、丸みのある不思議な形をしています。名前にある通り「繭」を表現していて、二つの方向へ伸びているようにも見えます。
府中では、かつて養蚕が行われていたそうです。この繭の形には、そうした昔の府中の記憶と、新しく発展していく町をつなぐ意味が込められているそうです。まさに、昔と今を結ぶ「かけ橋」なのですね。
作品の下には、多摩川の河原を思わせる石が並べられています。彫刻だけでなく、広場全体も作者のアイデアによって構成されているとのことです。

正直なところ、何も知らずに見ると「これは何の形だろう?」と思ってしまう作品です。しかし、作品名や込められた意味を知ってから眺めると、昔の府中と現在の府中がつながって見えてくるような気がします。
府中の町を歩いていると、普段は通り過ぎてしまいそうな場所にも、こうしたパブリックアートがあります。皆さまもお近くを通った際には、少し足を止めてご覧になってみてはいかがでしょうか。
「繭のかけ橋」作品情報
作品名:繭のかけ橋
作者:中島幹夫
設置年:1994年
材質:徳山御影石
場所:府中市寿町3丁目7番地「まゆのかけ橋広場公園」
府中散策や大國魂神社への参拝でお越しの際は、ぜひホテルコンチネンタル府中にもお立ち寄りください。お食事やご宿泊など、皆さまの府中でのひとときをお手伝いできれば幸いです。
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