府中市内にあるパブリックアートをご紹介しているこのシリーズも、今回で11回目となりました。
今回ご紹介するのは、府中市四谷にある「タクト」という作品です。
「タクト」と聞くと、私は最初にオーケストラの指揮者が持つ指揮棒を思い浮かべました。
作品を実際に見てみると、人物が片方の腕を空に向かって高く掲げていて、まるで音楽を指揮しているようにも、未来に向かって何かを示しているようにも見えます。
「タクト」は、彫刻家の圓鍔勝三(えんつば かつぞう)氏による作品です。
1997年に設置されたブロンズ像で、場所は府中市四谷2丁目の四谷文化センターにあります。
圓鍔勝三氏は広島県出身の彫刻家で、木彫の力強い表現を生かした作品を数多く残した方だそうです。
府中市美術館によると、この「タクト」の高く掲げられた腕には、文化的な豊かさと平和への希望が象徴されているとのことです。
そう聞いてから改めて作品を見ると、ただ指揮をしている姿というだけではなく、「これから先へ進んでいこう」と呼びかけているようにも感じられました。

美術館の中で作品を見るのもいいですが、こうして住宅街や文化センターの近くに彫刻が置かれているのも、府中市の面白いところだと思います。
普段は何気なく通り過ぎてしまう場所でも、「これは何だろう?」と少し足を止めて見てみると、意外な発見があります。
私自身、このパブリックアート巡りを始めてから、今まで知らなかった府中の場所へ行く機会も増えました。
作品そのものを見るのはもちろんですが、その周りの公園や街並みを見るのも、このシリーズの楽しみになっています。
四谷方面へお出かけの際には、ぜひ四谷文化センターにある「タクト」を探してみてください。
次回も、府中市内にあるパブリックアートをご紹介していきたいと思います。
府中散策の後は、府中駅近くのホテルコンチネンタル府中にもぜひお立ち寄りください。
お食事やご休憩など、府中散策のひと休みにご利用いただけましたら嬉しいです。
場所はこちら
参考にさせていただいたサイトはこちら
府中の魅力や観光スポットを、ホテルスタッフ目線でゆるやかにご紹介します。お出かけの参考になれば幸いです。